Tempest Control Rack

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Control interface PC in a 3U rack with retractable touchscreen

Tempest Control Rack (TCR) は、通常パワフルなブロードキャストオーディオコンソール機能を必要とする状況でもコントロールサーフェイスなしでの作業を可能とするアプリケーションのソリューションです。 Tempest Control Rack は 3U の筐体に 15.6 インチのタッチスクリーンモニターが内臓されています。この TCR はコンソールサーフェイスを動作させるソフトウェアで動作します。内蔵タッチスクリーンは、筐体から引き出し最適な角度で表示することが可能です。また TCR は、二重化電源仕様で、プライマリー/セカンダリーのリダンダントコントロール通信を標準装備しており、Production Automation (OTC) 運用に最適です。更に TCR は、外部タッチスクリーンやリモートフェーダーを使用しての運用も可能です。

4U サイズの Tempest エンジン T25 (または T80 ) と 3U サイズの TCR (Tempest Control Rack) の２つのユニットだけの 7U 程のスペースで、System T コントロールサーフェィス S500 や S300 と同等のパワフルなブロードキャストオーディオコンソール機能を持つシステムが可能となり、Production Automation (OTC) 運用にも最適なシステムです。また Stagebox と組み合わせて、リモートプロダクション用の “Flypack” セットを構築することもできます。

TCR for Station Automated Audio Production

TCR は System T のテンペストプロセッサーエンジンとネットワーク I/O ユニットとの組み合わせで自動制作システムへの導入に最適なパッケージで、Ross、Grass Valley、Sony、Mosart といったプロダクション・オートメーションシステムに対応しています。

この例では、タッチスクリーンによりコンソールの機能を操作できる TCR をメインの System T エンジンと共にマシンルームに設置しています。ネットワーク I/O AES や SDI は同じくマシンルームに設置され、必要に応じて各信号をインターフェイスします。
さらにオプションのタッチパネルとフェーダータイルを TCR から制作スタジオまで延長して接続でき、コントロールルームにネットワーク I/O を設置することで、通常の制作環境との両立を実現できます。また、ネットワーク I/O ユニットは Mic/Line 入出力から AES などをコントロールルーム内からスタジオフロアまで自由に設置できます。

TCR for Remote ‘Flypack’ Production

TCR と System T テンペストエンジンとの組み合わせにより、これまでの放送用コンソールが持つ全ての機能と膨大な処理能力を 7U サイズに収めることができます。
この System T "フライパック" パッケージは、スポーツや大規模イベントなどの中継制作に最高の機能を提供できます。

この "フライパック" というシステムでは、TCR とテンペストプロセッサーエンジン、そしてネットワーク I/O ユニットの組み合わせで、極めて多様で強力なシステムをフライトケースにまとめることができます。

System T のモジュラーデザインと一般的なネットワーク環境をしようできる機能により、中継制作では様々なフォーマット、多くのオーディオチャンネルを自在にミキシングしてメインの放送局へ送出したり、現場での別系統への送出や収録、さらには放送センターからのリモートコントロールによるミキシングを可能にします。
TCR はコネクティビティー機能により他の System T コンソールやPCソフトウェアによる同時接続と制御が可能です。オーディオ素材やプリミックスフィードを AES67 規格や Dante、あるいはネットワーク I/O の AES やSDI を通じて映像機器やコーデックに送ることもできます。