Performance. Control. Power. 

SSL Live コンソールは発表されて以来、世界中に広まり、SSL Live コンソールを使用した著名なライブエンジニア達から多くの賞賛を集めています。

SSL のライブコンソールはツアーやハウス、礼拝堂や劇場など特に要求の厳しい環境においても最高のパフォーマンスを実現する熟練したエンジニアをサポートできるように設計されました。

Take control

Control

Take Control

コントロールサーフェイスに求められる最重要な機能、それはセットアップ全てを見渡せる高い視認性と、触りたいものにすぐに手が行くダイレクトアクセス性です。SSL Live. L500 は、人間工学的に優れたデザインと質感に加え ワークフローを熟知した機能的で快適な操作性を実現しています。一般的によく使用する機能やスイッチは能率的にまとめられ、座ったままでいつでも手の届く位置にレイアウトされています。また視認性についてもカラーリングや彩度について検討を重ね、長時間のオペレーションでも疲労を低減するようデザインされています。SSL Live. コンソール のコントロールサーフェイスは大胆かつ繊細に操作できるタッチパネルとハードウェアスイッチとのコンビネーションで、ワークフローに沿って様々な機能を真に直感的にオペレーションできる新しいインターフェイスです。

Power

Power

The Power to Connect

多くのメーカーは彼らの製品はスペシャルとお話されるでしょう。それらの製品が特別なテクノロジーで、たくさんの処理チャンネル数を持ち合わせているなど 他の製品より強力であると力説されるでしょう。SSL は持ち合わせているテクノロジーを、どの様に使用すればエンジニアのディリーワークを更によいものに出来るか、またどの様にそのお手伝いができるかにフォーカスをあてています。
SSL Live. コンソール は、新しい “Tempest” プラットフォームを使用しており、これまでになかった全く新しいプロセッシングのテクノロジーを採用しています。しかしながら重要なのは新しいプロセッシング技術か否かよりも、コンソールをオペレーションする上でいかにバランスよくオーディオ処理とコントロールの配分がなされているかという点にあります。

Tempest

Tempest

Such stuff as dreams are made on

SSL Live. コンソール は ライブコンソールに求められるすべてを満たすために開発された 第4世代のデジタルオーディオプラットフォーム “Tempest” により生み出されました。SSL がデジタルミキシングコンソールに携わった 25 年以上に渡る経験と技術の蓄積に基づきつつ 最高の音質を実現すること以外の全てのしがらみを消し去り、全く新しい手法と言語でハードウェア・ソフトウェアを開発した、真に最新鋭のフルデジタル ミキシング コンソールです。
非常に強力な処理能力を持つエンジンは SSL 独自の Optimal Core Processing (OCP) によりその能力を最大限に引き出し、 高効率な処理と高い信頼性とを最小限の遅延量で実現します。“Tempest” は Live コンソールに必要なサウンドツールと強大なミキシング・アーキテクチャ、プロセッシングの全てを余裕をもって提供し、大規模なイベントまで扱える拡張性も持っています。そしてその全てがコントロールサーフェイスの内部に収められています。

SSL Live

Up Close and Personal

SSL Live コンソールのコントロールサーフェイスは、SSL の数十年にわたるコンソールデザインの経験とライブサウンドプロダクションの現場からの要求に基づきデザインされています。人間工学的に優れているだけでなく、オペレーターが様々なシーンにおいていつでも直観的かつ効率的にコンソールのユニークな機能にアクセスできるようにレイアウトされ、タッチパネルとハードウェアスイッチとをシームレスに統合した操作系はしたいときにしたい方法で操作できる新しいインターフェイスです。

Stem Groups

Screen interfaces

コントロールサーフェイスにマウントされている 19インチ高輝度高解像度タッチスクリーンは、コンソールシステムのビジュアルフィードバックとセッティング操作、そしてエフェクトラック操作の中核として機能します。

Channel View は見やすくかつ論理的に配置された全体表示と、ユーザーインターフェイスのためのチャンネル詳細表示とで構成されています。GUI はフェーダータイルの各フェーダーによる操作と、パスの全てのパラメーターをコントロールできるタッチアクセスとに連携しています。 SSL の Eyeconix ディスプレイはチャンネルの素早い認識を助け、パスのメーターは拡大表示が可能です。 個々のチャンネルをダブルタップするとそのコントロールの詳細表示画面となり、マルチジェスチャーコントロールにより、コンソールの諸設定、ルーティング、 VCA や Aux パスコントロール、 Dynamics や EQ といったパラメーターコントロールといった各パラメーターを指で直感的に操作できます。Live はパスのプロセッシングの順番やバスの全体構成、フェーダーレイアウトなどを音を出したままドラッグアンドドロップ操作で瞬時に変更可能です。

コンソール全体のシグナルフローを一目で確認できることはとても重要です。 Console Overview はこれをタッチスクリーン上に表示し、オペレーターは注意すべきチャンネルやバスにすぐさま気づき、アクセスすることができます。チャンネルやバスをフォーカスフェーダーやチャンネルタイルに選択するのは文字通りいつでもワンアクションです。レベルメーターと明るい赤色のオーバーロード表示は全てのインプットとアウトプットに装備され、ワンアクションで全てのコントロールセットを手元に呼び出すことができます。

専用の Automation Interface は、メインスクリーンか外部のモニター・タッチスクリーンに表示させることができます。

非常に大規模なセッションでも、SSL Live コンソールなら安定してコントロールし続けられます。オープンアーキテクチャシステムにより、ユーザーはチャンネルや Stem、VCA、Aux やマスターといったあらゆるパスを、ドラッグアンドドロップでレイアウトする Layer Manager インターフェイスを使用してコントロールサーフェスに自在に並べることができます。FOH や Monitor において、SSL Live はあなた専用の完璧なレイアウトを実現できます。高い操作性を誇るレイヤー&バンク機能と強力な Super Q 機能、そして洗練されたタッチスクリーンのレイアウトによって、メニュー操作やパラメーターコントロールを驚異的に素早く快適に行えます。

SSL ライブコンソールで使用できるアプリ TaCo (Tablet Control) は、ワイヤレスのタブレットから SSL ライブコンソールのミックスをコントロールできるアプリケーションです。SSL の TaCo アプリをインストールしたタブレットから、チャンネルプロセッシングやエフェクトラックのコントロールをコントロールできます。

さらに、外部 PC に接続されたスクリーンやタッチパネルを搭載したノート PC などをコンソールの近くにマウントして、タッチスクリーンコントロールを追加することもできます。

Colour Function

Colour Function

コンソールからエンジニアへのビジュアルフィードバックは極めて重要です。SSL Live コンソールは、色の美しさにもこだわりました。フェーダーストリップは、そのストリップが どのシグナルパス (チャンネル、VCA、Aux 等) か、あるいはチャンネルの楽器グループ (ドラムス、ヴォーカルなど) かを 瞬時に判別できます。使用する色はエンジニアにより自由に選択でき、そのフェーダーストリップに いま何が割り当てられているかが分かりやすく視認できます。フェーダーストリップ内のコントロールもまたパラメーターの調整 (EQ パラメーター、Aux レベル) のためにデザインされ、チャンネルコントロールタイルもユーザーによって色分けが可能です。様々なパラメーターコントロールのために割り当てられているものに対して、タッチスクリーンとハードウェア双方が追従しています。

Eyeconix

Eyeconix

バンクを使用するような多チャンネルなプロジェクトの際に、個々のチャンネルを素早く正しく把握できることはストレスのない運用には欠かせない要素となります。SSL のユニークな “Eyeconix” 機能は個々のチャンネルの上に任意の画像ファイルを表示させる機能です。これにより各チャンネルの素材の把握がより簡単になり、求めるチャンネルにすぐに手が行くような環境が作れます。

Channels

Channels

SSL Live. のチャンネルアーキテクチャーは非常に自由度が高く 容易にコンフィグレーションが組める様デザインされています。チャンネルは専用のプロセッシングパワーをフル装備している Full チャンネルと、プロセッシング機能を省いた Dry チャンネルから選択できます。
Full チャンネルには、ハイ/ローパスフィルター、 4 バンドパラメトリック EQ (SSL のユニークな2つの特性が選択できます)、 新しい真空管サウンドのテイストが選べるコンプレッサー、ゲート/エキスパンダー、ディレイ、 パンニング、オールパスフィルター、またインサートポイントが2つあるなど、たくさんのプロセッシングツールが装備されています。Dry チャンネルは、プロセッシングを必要としないシグナルパスに使用でき、2つのインサートポイントが装備されています。

Stem Groups

Stem Groups

SSL Live. は、これまでライブコンソールには無かった新しいシグナルパス “Stem Group” (ステムグループ) を装備しています。ステムグループは伝統的なオーディオサブグループと似ていますが、 新しい機能を搭載しており、強力でより便利な使い方ができます。
Full ステムグループは、Full チャンネルの機能から Mic/Line 入力部を除いたプロセッシング機能とルーティング機能を持ち合わせたシグナルパスです。例えば複数のチャンネルをまとめてエフェクターなどに送ることができます。Dry ステムグループは、Dry チャンネルと同様に処理能力の消費量が少ないパスで、シンプルなグループパスやエフェクトセンド・リターンなどに使用できます。チャンネルや Aux、マスター同様にステレオや LCR にフォーマットすることが可能で、伝統的なグループとは異なり別のステムグループにもルーティングする事が可能なため、より複雑で多様な要求に応えるミキシング環境の構築が可能です。

Process Order

Process Order

SSL Live. は、シグナルパスのプロセッシングの順番を変えられるユニークな機能を持っています。チャンネル、 ステムグループ、マスターなどのパスにあるプロセッシングブロック (EQ、 ダイナミクスなど) の順番を、メインのタッチスクリーンで任意の場所にドラッグ アンド ドロップさせることによりリアルタイムでプロセッシングの順番を変更できます。

System Monitor

External Monitor

ライブセッションの現場では音声系統全体の様子をしっかりと把握できることがとても重要です。 例えばあるシグナルパスの状態を確認したいときに、コンソールのメインディスプレイを使用して他のモニタリングを邪魔したくはありませんし、かといってレイヤーやバンクメニューをめくって探し回ることも望ましくありません。

SSL Live コンソール は、専用のシステムモニタリングスクリーン出力を装備しています。オプションのブームアームを使用して汎用のLCDモニターをコンソールの右または左側にマウントできます。この外部ディスプレイには、チャンネル、Aux、ステムグループ、VCA、マスターバス、Soloバスといったコンソールの各シグナルパスを一括で表示でき、レベルメータリングやクリッピング、Solo/Mute ステータスなども確認できます。

Fader Tile

Fader Tile

フェーダータイルは、シグナルパスのコントロールを行います。
コンソールのフェーダーには、チャンネル、VCA を含む様々な種類のシグナルパスを見やすく分かりやすい明るい色分けとともに自在に割り当てることができます。フェーダータイルはそれぞれ独立しており、コンソールのどの場所にでも簡単に入れ替えることができます。レイアウトによっては基本的なデュアルユーザーオペレーションが可能です。

それぞれのタイルには 12 本のフェーダーストリップが装備されています。
各タイルは 100㎜ ストロークのモータライズドフェーダーと Solo/Mute ボタン、クエリボタン (どこからそのフェーダーにルートされているか/フェーダーからどこにルートされているかを表示 ) 、セレクトボタン ( ストリップスクリーンファンクションまたはフォーカスフェーダーに割り当てる ) 、個別の文字表示ディスプレイとクイックコントロールが装備されています。さらに個々のフェーダー横には 14 セグメント表示のレベルメーターがゲート・コンプレッションメーターとは別に装備されています。

フェーダーの右側には個別の LCD 表示を持ったレイヤーセレクトボタンがあり、様々なタイルの機能、例えばどのバンクでも “Home” セットの組み合わせとして呼び出せる SWAP などとして使用できます。 “Screen” キーはタイルの全てをメインスクリーンに割り当てることができ、どのフェーダータイルもスクリーンから確認したり操作したりできます。メインスクリーンのメニューシステムにある “チャンネルビュー” は割り当てられたフェーダーストリップの全ての情報を確認でき、直接コントロールできます。

Layers and Banking

Layers and Banking

SSL では 20 年以上にわたって放送、音楽、ポストプロダクションの各分野でデジタルコンソールの経験を積み、チャンネルのレイヤーやバンクの考え方、操作性の向上を追求してきました。SSL Live コンソール のレイヤーは、自由度が高く且つワークスペースを自在に構築でき、たとえ大規模なプロジェクトにおいても分かりやすくアクセスしやすい環境を作り出すことができます。

Quick Controls

Quick Controls

メインフェーダータイルには 12 個の “クイック・コントロール” セット (一つのロータリーコントロールと3つの専用スイッチから成ります) があります。クイック・コントロールは、例えば同じパラメーターをコントロールするように割り当てることができ、またその割り当てられた機能はいつでもフェーダーとフリップしてフェーダーからコントロールすることも可能です。カラーコーディングも同時に割り当てられ、スクリーンの表示とクイック・コントロールの機能、フェーダーとコントロールタイルに何が表示されているかを瞬時に判別できます。
ユニークなチャンネルコントロールパネルは色分けされたロータリーコントロール (ポット) に囲まれた専用の高精細タッチスクリーンを持ち、選択したシグナルパスの EQ やダイナミクス、インサートしたエフェクトなどをすぐに直接コントロールできます。また “フォーカス・フェーダー” とのコンビネーションによって、エンジニアはその場に居ながらにして選択したシグナルパスの様々なコントロールとフェーダーコントロールとを同時に行えます。

Focus Fader

The Focus Channel

素早い操作を可能にするフォーカスフェーダーというコンセプトは、ライブコンソールに初めて採用される機能です。マスタータイルにある専用のフェーダーストリップはオペレーターの右手を置きやすい完璧なポジションにレイアウトされています。このフェーダーストリップは選択されているチャンネルに追従するため、左手でチャンネルを選択し右手でコントロールを行うという流れで必要な操作を連続して素早く行うことができます。またフォーカスフェーダーによるワークフローによって、同様に選択に追従するチャンネルコントロールタイルと連携させて全てのパラメーターをハードウェアスイッチから直接コントロールできます。

VCA

VCA’s, Mute Groups and Main Fader

SSL Live. は、32 の VCA グループと 10 のミュートグループを作成できます。すべてのフェーダーは VCA グループに割り当てることができ、ミュートグループはマスタータイルに専用のボタン群を持っています。すべてのチャンネルはタッチパネルのチャンネルアサインメニューから VCA またはミュートグループに割り当てられます。
また、すべてのチャンネル、ステムグループ、 Aux、VCA マスターフェーダー、マトリックスアウトはマスタータイルにあるメインフェーダーに割り当てることができます。

Super-Q

Super-Q

Super-Q は、ライブコンソールにおける次世代のクエリー機能で、一つのボタンをタッチするだけでかつてないほどの自在なワークフローを実現する機能です。 元々のクエリー機能と同様に、Super-Q は、選択したチャンネル・パスに関連する素材や送り先をコンソールサーフェスに展開する機能です。例えばチャンネルの Q ボタンを押すとそのチャンネルから送られている全てのミックスバスが一括で展開されます。ミックスバスでクエリー機能を使用すると、そのミックスバスに送っているチャンネルのみが展開されます。VCA フェーダーでクエリー機能を使用すると、その VCA マスターに従属している全てのチャンネルが展開されます。

さらに Super-Q はそのミックスへのセンドレベル、ミックスからのレベルも表示します。正確なミックスコントロールをチャンネル視点またはミックス視点で瞬時に行えます。これらの関連するパスは各チャンネルトップのロータリーエンコーダー (ポット) か自動的にフェーダーにフリップさせることもできます。これらの操作は双方向に行うことができ、例えばインプットチャンネルでクエリーすることで全てのミックスへのセンドレベルをコントロールすることができ、ミックスバスでクエリーすることでそのバスに送っている全てのチャンネルのセンドレベルをコントロールできます。

Super-Q には 2 つのモードがあります。ひとつは ”Compressed” モードで、クエリーされたパスとやりとりがあるパスのうちオーディオのパスだけを表示します。 もうひとつは ”Expanded” モードで、ユーザーが設定したレイヤーとバンクで、展開されたパスをどのように配置するかを決定できます。これらの設定はパスの種類ごとに設定でき、ユーザーのワークフローにとって使いやすい設定を作ることができます。

これらの新しい機能は、コンソールの Follow モードにより ”Select”、”Solo”、”Q” ボタンをリンクさせて使用できます。これにより、例えば Select により Aux がメインスクリーンに選択され、Solo は モニタリングに、Q は 送っているミックスセンドにアクセスするといったワンボタンの操作でできる機能の使い分けを行えます。 この強力かつ自在な機能によって、SSL ライブコンソールはモニターミキシングに最適なライブコンソールとも言えるでしょう。

Spill

Spill

時として、単純であることは最良です。SSL Live.では、ユニークな “Spill” 機能によって個々のチャンネルを LCR またはステレオパスとして1本のフェーダーにまとめることができます。Spill でまとめたチャンネルはいつでもそのまとめたフェーダーの隣に展開でき、パラメーターの調整などを行ったあと再びまとめて1本のフェーダーで取り扱うことができます。これによりレイアウトスペースを効率化でき、マルチチャンネルの素材を省スペースに並べて扱うことができます。

Master Tile

Master Tile

素早い操作を可能にするフォーカスフェーダーというコンセプトは、ライブコンソールに初めて採用された機能です。マスタータイルにある専用のフェーダーストリップはオペレーターが右手を置きやすい完璧なポジションにレイアウトされています。このフェーダーストリップは選択されているチャンネルに追従するため、左手でチャンネルを選択し右手でコントロールを行うという流れで、必要な操作を連続して素早く行うことができます。このフォーカスフェーダーによるワークフローによって、同様に選択に追従するチャンネルコントロールタイルと連携させて全てのパラメーターをハードウェアスイッチから直接コントロールできます。 マスタータイルには、柔軟な Solo システムがあります。2 系統の独立した Solo バスにはそれぞれ専用のプッシュ/セレクトレベルコントロールがあり 3 系統の Solo を独立した出力、例えばウェッジ、ヘッドフォン、イヤモニターに送ることができます。Solo 選択の小さなマトリックスと出力選択のボタンによって、それぞれあるいは両方の Solo バスから 3 系統の出力に個別あるいは全てへと簡単に送れます。2 系統のトークバックバスと 2 系統のトークバック出力もまたそれぞれ専用のコントロールとルーティングボタンを持ち、同じ方法で出力できます。またすべてのチャンネルは Solo バスとトークバックバスにルーティングできます。

Channel Control Tile

Channel Control Tile

(L550 / L350 のみ)

ハードウェアスイッチでパラメーターのコントロールを行いたいエンジニアのために、チャンネルコントロールタイルがあります。7.5 インチの高精細タッチスクリーンと周辺に配置された 15 個のスイッチ付きポットは、EQ、ダイナミクス、パンニングや、インサートしたエフェクト、パン、インプットセクションに直接アクセスするラピッドアクセスボタンで切り替わります。これには Aux、ステムグループ、マスター、トークバック、ミュートグループも含まれており、長押しすることでその機能をタイル全体に展開し、全てのフェーダーのクイックコントロールがその機能をコントロールできるようになります。また “フォーカスフェーダー” とのコンビネーションによって、エンジニアはその場に居ながらにして選択したシクグナルパスの様々なコントロールとフェーダーコントロールを同時に行えます。

Automation

Automation

ご存知の通り SSL は、30 年以上前に初めてのコンソールオートメーションシステムを世に送り出したメーカーです。SSL Live. は、レコーディングスタジオや放送局で培われた比類のないオートメーションシステムを採用しています。多岐にわたるフィルターによって必要なパラメーターだけを厳密に設定でき、コンソール全般にわたる設定だけでなくシーンごとに細かく正確にストア/リコールすることができます。シーングループはすべての選択されたシーンを一括で編集することを可能にし、シーンはそれぞれスイッチまたは外部からのトリガーによってリコールできます。 シーンには Eyeconix やコンソールの照明の情報まで含むことが可能です。

The finest studio sound on stage.

SSL は、製品の開発時にオーディオパフォーマンスの基準を常に高く設定しています。SSL Live の開発においても高いオーディオクオリティーを提供できるようデザインし、妥協のないソニックパフォーマンスを実現しています。

SSL Live のローカル I/O とステージボックスは、SSL の SuperAnalogue™ テクノロジーを採用しています。24bit/96KHz の DAC の周波数特性は 20Hz〜20KHz で ±0.05dB ( 10Hz で、-1.3dB ) 、歪み率は 0.005% です。64bit の内部処理は、SSL のデジタル製品の中で最も高いオーディオパフォーマンスを提供します。

新たに開発されたプロセッサーに、数々のヒット作品を世にリリースしてきた ミキシングエンジニアが使用してきたオーディオプロセッシングツールも盛り込みました。 Full チャンネルに装備されている4バンド EQ は、SSL 伝統の2つタイプの EQ が搭載されており、ハイ/ローパスフィルターは カーブが選択できます。ダイナミクスは SSL のサウンドとしてよく知られているコンプレッサーとゲート/エキスパンダーが個別に搭載され、コンプレッサーにはアナログチューブエミュレーター機能があります。そしてチャンネルディレイ、オールパスフィルターが装備されています。 SSL のブロードキャストコンソールで好評を頂いている ダイアローグ・オートミックス ( かぶり成分を抑制する機能 ) や、スペクトラムアナライザーも装備されています。

Lifting The Veil

Download

Effects Rack

Effects Rack

SSL Live には内蔵エフェクターがあり、チャンネル、Stem Group、Aux、マスター にインサートして使用できます。
内蔵エフェクターはスタジオのセットアップを模したエフェクトラックという構成を作ることができ、エンジニアは複雑なエフェクトのルーティングを直観的に行えます。またパラメーターの設定などをオートメーションの一部として保存できます。大きく7つのカテゴリー、約 40 種類のスタジオクオリティー、ウルトラローレイテンシーなモノ/ステレオ/マルチチャンネルフォーマットのエフェクター/ツールが装備されています。
エフェクトラックシステムは専用の処理 DSP コアを持ち、エフェクトを多用しても余裕のある処理を実現しています。使用するエフェクトのタイプにもよりますが、L550 で最大 96 個のエフェクトを同時に使用可能です。

EQ

EQ

Full プロセスのチャンネルや Stem Group に搭載されている EQ に加えて、エフェクターラックにも EQ のオプションが搭載されています。
8、16、24、32 バンドのフィルターバージョンを持つとてもフレキシブルなグラフィック EQ (6dB、12dB、18dB ゲインレンジ) の G-Flex EQ は、各バンドごとに 10 または6バンドのパラメトリックなフィルターでキャラクターをメニューから選ぶこともでき、スムーズなカーブのプログラムシェイピング EQ を慣れ親しんだグラフィック EQ のオペレーションで操作でき、非対称な EQ カーブも作り出せます。

Dynamics

Dynamics

Full プロセスのチャンネルや Stem Group に搭載されているダイナミクスに加えて、SSL 伝統のステレオバスコンプレッサーや、リッスンマイクコンプレッサー、ハイクオリティーなディエッサーやダイナミック EQ 、ゲート、マルチバンドコンプレッサーやトランジェントシェイパーなどもエフェクトとしてインサートできます。

Reverb

Reverb

リバーブツールキットは、スタジオのハードウェアリバーブのクオリティーを実現しています。 Gated Reverb、Early Reflection Reverb、Ambient、Cathedral、Stadium、Recording Room、Tight ER、Plate Reverb などのリバーブ群、そして優れたヴォーカルプロセッサーであり、エフェクターである “D Gen” プロセッサーも搭載しています。

Delay

Delay

シンプルなディレイから複雑なマルチタップエコーまで、多様に使えて処理に負担の少ないディレイ群を搭載しています。ディレイには “Classic” 、マルチタップ、テープエコー と Ping-Pong、モジュレーションなどがあり、フィルターとタップテンポを使用して複雑なディレイ効果を実現できます。

Warmth and Noise

Warmth & Noise

VHD サチュレイターは、SSL の Variable Harmonic Drive (VHD) をデジタル領域でエミレーションしています。
VHD は原音に対して二次倍音から三次倍音のサウンドキャラクターを付加できる機能です。50’s の真空管アンプの暖かみや 70’s の歪み感を得ることができます。 また、“ギターキャビネット”、“ベースキャビネット” のエミュレーターもあります。その他に強力なノイズ成分除去 Denoiser、EQ ベースではなく周波数をコントロールする Enhancer、とてもスムーズでピュアな Pitch Shifter が装備されています。

Audio Tools

Audio Tools

システムセットアップ時のために、多機能なトーンジェネレーター、正確な SPL メーターと位相計、そして内蔵の FFT Analyser はオクターブごとの正確な固定点の把握と周波数応答の分析に役立ちます。

Automix

Dialogue Automix

SSL のブロードキャストコンソールで好評な ダイアログオートミックスは、とても強力でプロフェッショナルミキシングエンジニアをサポートします。

ダイアログオートミックスは、表彰式など多くのプレゼンターが出演するプログラムで威力を発揮します。オペレーターは関連する 12 本までのマイクソースをセットし、各々にウェイトを設定することで各入力レベルに対応して自動的かつスムーズに各々のソースをクロスフェードします。これには2つの大きなメリットがあります。ひとつはマイクグループ全体のゲインを包括的に一定に保つことでバッググラウンドノイズが安定してバランスさせられること、そしてもうひとつはこれによりエンジニアがバランスを取ることやオーディオクオリティーに集中できることです。

Road Ready

Ready For The All Weather Hard Knocks Of The Road.

SSL Live は、ステンレス製のシャーシを使用しており、ツアーなどで繰り返し運搬することをふまえて設計されています。重量バランスも慎重に考慮されており、二人で安全に持ち運びができるようデザインされています。防水仕様ではありませんが 様々な場所での使用を想定しています。

SSL Live は様々な明るさの環境下でオペレーションが行なえるようにデザインされています。既存のライブ用コンソールの中でも最も明るいとされるタッチスクリーンを採用しており、日照下でも識別可能な調光式 LED を採用しています。
コンソールのペントハウスに内蔵されている LED ライトは照明が暗い場所でのオペレーションを可能にします。コンソールの明るさは、スクリーン、コントロール LED 、ペントハウスのライト、それぞれに調整可能です。またオートメーションでの暗転も可能です。

オートメーション機能はとても強力なフィルターシステムを持ち、グローバルあるいはシーンごとに異なるエレメントのみのリコールが可能です。例えば「 マスターアウトの EQ 以外 」をリコールするといった操作が可能です。また、SSL のオフラインセットアップアプリケーション (SOLSA) からのセットアップも可能です。コンソールの設定は、フロントパネルにある USB ポートを使用し、USB ドライブで設定ファイルの保存や移動が可能です。

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