HC Bridge SRC

High capacity AoIP interfacing

High capacity AoIP interfacing for Tempest processing engines 

HC Bridge SRC は AoIP ネットワークの双方向 256 チャンネル・サンプリングレートコンバーターです。 HC Bridge SRC は、Dante ( 48KHz or 96KHz) や AES67 または ST2110-30 ネットワークにおいて、異なるサンプリングレートやクロックソース、異なるクロックドメイン間のオーディオコネクションを容易にします。
HC Bridge SRC は、複数の独立した機器ネットワーク間を接続する際に AoIP ディスカバリーと 制御のためにファイヤーウォールが必要となる状況において、 2つのネットワーク間を物理的または 仮想的に分離したうえでの双方向かつ多チャンネルのオーディオコネクションを実現できます。

HC Bridge SRC には2枚の Dante HC カード が搭載されており、 各々が 48KHz または 96Hz で 256 Tx 及び 256 Rx チャンネルを同時に扱うことができ、 両方のサンプリングレートでも 128 Tx 及び 128 Rx ストリームを同時に提供します。 また、必要がなければ SRC を OFF にできます。 より多数のチャンネルを取り扱うために、サンプリングレートコンバーターの無い HC Bridge も用意されています。 2枚の Dante HC カード が搭載され、 それぞれが 48KHz で 512 Tx 及び 512 Rx チャンネル、 96KHz で 256 Tx 及び 256 Rx チャネルを同時に扱うことができ、 両方のサンプルレートでも128 Tx 及び 128 Rx ストリームを同時に提供します。
HC Bridge の 各カードには、 マルチモード または シングルモードファイバー用、 及び 1GbE RJ45ポート用 の SFP ケージがリダンダント仕様で用意されています。 

HC bridge SRC can be used in many applications, a selection of which are outlined here. This is not an extensive list of every possibility:

Standalone device

2つのネットワーク間におけるサンプリングレートコンバーターあるいはネットワーク環境を切り分けるために使用できます。 ユニット背面にある HC リンクポート1 と HC リンクポート 2 の間をファイバーケーブルでループします。 4つのファイバー SFP と2つのデュープレックスファイバーケーブルにより接続の冗長性が確保されています。 SSL コンソールと共に動作するのはもちろんのこと、スタンドアローンユニットとしても使用できます。

OB truck Dante-to-Dante ‘firewall’

コンサートやイベントでの放送用途、また PA 用途において Dante を使用する機会が増えています。そういった環境において、同じソースを使用しながらネットワークを分けられるのは非常に魅力的です。Dante または AoIP ネットワークを分離することは MADI での分岐と同等であり、アナログステージラックやマイク スプリッターを用意することに比べてスペースとコストの効率化がはかれます。HC Bridge SRC を使用すると、例えば放送と PA それぞれのネットワークシステムで独立したクロックソースを使用できます。HC Bridge SRC でネットワークを物理的に分離することにより、一方のネットワークをもう一方に公開することなくオーディオソースを共有できる為、偶発的に起こりうる他のネットワークでの設定の変更や制御の衝突などを防ぐことができます。

48 kHz and 96 kHz bridge

Dante ネットワークにおいて、同一のシステムまたは同じネットワーク上で 48KHz と 96KHz といったサンプルレートの混在が必要な場合、Dante では異なるサンプルレートの機器を一括で管理できますが、オーディオのルーティングは同じサンプルレートの機器間でしか行えません。HC Bridge SRC を使用すれば、1U サイズで 256 チャンネル双方向という大規模な数でネットワーク上の異なるサンプルレートのソースを取り扱うことができます。

Dante ST 2110-30 converter

SSL の System T 、Live シリーズ、Network I/O は Dante 、 ST2110 、AES67 をサポートしており、サードパーティー製のDante / ST2110 コンバーター等は必要ありません。 しかしながら、音声 ( Dante ) と映像 ( ST2110 ) のネットワーク・インフラストラクチャーを分離し、それぞれの信号へのアクセス権を分離しておくことは実運用において便利であり安全です。特に、モノラルオーディオルーティングが必要な場合の多いオーディオ中心のフローに Dante API を使用したストリーム、ビデオソースと共にオーディオを扱う場合には ST2110 のストリームを使用すると、どちらの利点も享受できます。

HC Bridge SRC を Dante / ST2110-30 のコンバーターとして使用することは、ベースバンドシステムにおいて SDI またはMADI と AES やアナログとを変換することと同様です。システム設計には多様な選択肢があり、検討すべき内容は、同時に扱えるチャンネル数やシンクシステムの構築など多岐に渡ります。HC Bridge SRC は Dante / ST2110-30 ( レベル A 、B 及び C ) のコンバーターとしてあらゆる場所で有効に機能します。

HC cards

  • 256 Tx and 256 Rx at 96Khz.
  • 128 Tx and 128 Rx streams at all sample rates.
  • Pair of SFP cages for RJ45 or fibre Dante/AoIP connectivity.
  • Four SPF HC link connections, for redundant cable and redundant Tempest Engine configurations.

HC Bridge SRC - Documents

Associated software and firmware downloads for this product are available here

SSL System T HC Bridge SRC

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System T Brochure

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HC Bridge SRC User Guide Rev.1.1

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