SiX

The Ultimate Desktop Mixer

Legendary SSL studio tools redefined and streamlined

一見すると、SiX は他のコンパクト・デスクトップミキサーと同じ様に見えます。
しかしよく見ると SSL コンソールにとてもよく似ていることに気づくでしょう。
創作におけるあらゆる偶発性を慎重に考慮し、自在で柔軟な操作を実現する機能群を搭載した SiX は、小さくともクラシックな SSL のデザインです。クリエイティブなスタジオのワークフローを熟知した SSL の 40 年に及ぶ DNA を継承した SiX のサウンドを聞けば、全ての SSL コンソールがそうであるように、力強く直感的で、刺激的かつ満足のいく SSL のソニックパフォーマンスを体験できます。

 

 

SSL ラージフォーマットコンソールに美しく配されているパワフルな機能とサウンドとを、バッグに入れてどこへでも持ち出せるサイズにまで凝縮した SiX は、スタジオ、ポストプロダクション、オンステージ、ポッドキャスティングに使用できる、真にプロフェッショナルなコンソールです。

SiX には、SuperAnalogue™ マイクプリを搭載した2系統のレコーディングチャンネル、SSL のクラシックなチャンネルコンプレッサーのサウンドを継承した1ノブコンプレッサー、新しい2バンド EQ、インサートポイントと 100mm ストロークのフェーダーが装備されています。

またメインミックスバスには伝統の G シリーズバスコンプレッサーの2ノブバージョン、トークバックには SSL のリッスンマイクコンプレッサーを搭載しています。ミックスダウン時にはあなたのミックスに求めるアナログサウンドのディテイルと奥行き、広がりを実現する 12 チャンネルのサミングが可能です

SiX front shot

The SuperAnalogue™ Sound of SSL

SiX は SuperAnalogue™ デザインのコンソールです。SSL のラージフォーマットコンソールで定評のあるサウンドをデスクトップやバックパックに持ち出せます。ヘッドフォン以外の全てのシグナルパスはバランス回路で設計され、繊細かつ広いダイナミックレンジと超低ノイズ、超低歪み、クリアな音像を実現しています。何故 SSL ミキサーのサウンドが優良なのか技術的な理由を知りたい方は、"Lifting The Veil" をご覧ください。

Two Recording Channels

SiX は2系統のモノラルレコーディングチャンネルを持っています。レスポンスが速く透明感のあるSuperAnalogue™ のマイクプリは、通常のコンパクトデスクトップミキサーよりもはるかにワイドな -66dB のゲインレンジを持ち、+48V、75Hz HPF、さらにハイインピーダンスのインストゥルメントレベルに切り替えられる独立したラインレベル入力を装備しています。

SiX のチャンネルストリップには、新しいコンプレッサーがあります。SSL のクラシックなチャンネルコンプレッサーのサウンドを継承した新設計の1ノブコンプレッサー回路は、固定のアタックタイム、リリースタイム、レシオとオートマティックゲインメイクアップがセットアップされています。スレッショルドを調整すると、トラフィックライトがどの程度コンプレッションしているかと、入力レベルにマッチしたゲイン補正の量を表します。スイートスポットに座ってひとつのノブを操作するだけで、最良のサウンドを得ることができます。

2系統のモノチャンネルは、それぞれのタイプで周波数の中央値が違うシェルビングとベルカーブを切り替えできる新しい2バンドの SSL EQ を搭載しています。SSL の伝統的なデザインと経験によって熟慮された、様々なソースに対して最も音楽的に使えるカーブと周波数コントロールを持った、真に使えるチャンネル EQ です。

SiX は 100mm ストロークのフェーダーを持ち、そのカーブはスタジオワークとライブプロダクションのどちらにおいても最もよく使用されるゲインレンジを、他のコンパクトミキサーに見られるような 60mm フェーダーやロータリーポットよりも簡単かつ完璧にコントロールできるよう設計されています。

それぞれのチャンネルは、他のプロセッシングと同様にバランス回路で設計されたインサートポイントを EQ とコンプレッサーの後ろに装備しています。他の SSL コンソールと同様に、センドはいつでもアクティブなので DAW への "ドライ" レコードセンド としても使用できます。モノチャンネルの一番下には、"ALTernate" インプットスイッチが装備されています。背面のコネクターから入力する2系統の 2nd インプットを切り替えてミックスダウンに使用できます。

Side view of SiX

Line Level Heaven

SiX にはシンセサイザーやドラムマシン、サウンドカードからの出力を接続できる2系統のステレオラインインプットチャンネルがあります。それぞれに -10/+20dB のトリムとバランスコントロールを持ち、100mm ストロークのフェーダーが装備されています。もしL側の入力にのみ接続された際にはチャンネルは自動的にモノに切り替わり、パンはセンターに定位されます。

SiX というネーミングは、2つのモノチャンネルと2つのステレオチャンネルを持つことに由来して いますが、 他にもレベルコントロール可能な2系統の EXTernal 入力を備えており、ミックスバスに送ることができます。また ALT 入力も加えると最大 12 チャンネルの入力信号をメインミックスバスにサミングすることができます。

Six Bus Comp

Master Bus Magic

SiX は G シリーズバスコンプレッサーをメインアウトプットに搭載しています。これは SSL コンソール伝統のバスコンプレッサーの回路設計を使用していますが、レシオ、アタックタイム、リリースタイムは固定されており、より現代的な4連 VCA チップを使用しています。コントロールをシンプルにしたことで、SSL のサウンドをいつでも簡単にマスターバスへ付加することができます。さらに、SiX はメインミックスバスにインサートポイントを持っており、SSL Fusion のようなプロセッシングツールをミックスにインサートすることができます。

SiX Routing Pro

Routing Pro

SiX は、ラージフォーマットコンソールから受け継がれた、プロ仕様のルーティングとモニタリング機能を搭載しています。アーティストミックスのために2系統のフォールドバックバス (レベルとパンのコントロールを実装) を持っています。マスターセクションはソースマトリックスとモノチェックや DIM、CUT の機能を装備したメインとオルタネイトの2系統のモニター出力を実装しています。全てのフェーダーチャンネルは PFL を装備し、チャンネルミュートボタンはミュートされた信号を "バスB" へルートできます。バスBは DAW へのレコードセンドとして使用したり、モニターマトリックスへルートして、ライブ配信の手前でメインミックスバスに送ることなくオフラインでリモートソースを簡単に確認することができ、ミュートを解除することでダイレクトに配信にパンチインできます。また、ファンタム電源を装備したトークバックマイク入力と SSL 伝統のリッスンマイクコンプレッサーも実装されています。これはもちろんクラシックな 1980 年代のドラムサウンドを実現するツールとしても使用できます。

Key Features:

スタジオ、ポストプロダクション、オンステージ、ポッドキャスティングに使用できる、真にプロフェッショナルなコンソール

Hear SiX In Action

アーティスト Goldn とプロデューサー Loz 氏による SiX を使用したプロダクション・セッションを体験してください。SiX のサウンドと機能がどのようなものかをお分かりいただけると思います。ドラムとボーカルを彼らの "Honda" というトラックにオーバーダブしています。レコーディングが終了したところでトラックをサミングしています。

Download the high resolution audio file of the final mix: Honda SSL SiX Mix

Ways To Use SiX

SiX はとても多目的に使用できます。様々な目的やワークフローを慎重に検討し、全てのレンジのユーザーのニーズに対応できるようデザインされています。これらのビデオはそれぞれの目的に合わせた接続方法やワークフローを参考として説明するものです。

SiX - Documents

SiX Quick Start Guide

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Six User Guide (日本語版)

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SSL Studio Tools Brochure

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