SSL 360° V1.6のリリースを発表しました。V1.6 では、VST3 DAW との統合の強化、MIDI CC レイヤー、カスタマイズ可能なソフトキーの色、UF1 用のフォロー・セレクテッド・トラック機能など、いくつかの主要な新機能が導入されています。さらに、4K B、Channel Strip 2、Bus Compressor 2、Meterのサポートプラグインアップデートもあります。

下記 URL より SSL 360° ソフトウェアアプリケーションのダウンロードが可能です。
https://www.solid-state-logic.co.jp/products/ssl-360

シニア プロダクト マネージャーの Andy Jackson が、最新の SSL 360 V1.6 アップデートとその新機能の概要について説明します。

SSL 360° V1.6 アップデートによる主な新機能 :

  • SSL 360° による DAW 統合の強化 : UF8/UF1/UC1 コントローラーは、Cubase、Nuendo、Live、Studio One、REAPER、LUNA などの VST3 DAW との統合がさらに強化されました。この統合により、UF8/UF1/UC1 と 360° プラグイン・ミキサーから DAW のフェーダー、パン、センドをコントロールできます。この新しい統合では、DAW のトラック・カラーも同期され、長いトラック名が表示されます。
  • 追加の UF8 & UF1 テンプレート : UF8 と UF1 用の新しい Harrison Mixbus と REAPER DAW テンプレートは、ワークフローを強化するためにあらかじめ設定されています。
  • SSL 360° プラグインミキサーの強化 : プラグインミキサーから直接 A/B、HQ モード、Undo/Redo をコントロールできます。
  • UF8 と UF1 の MIDI CC : バーチャル・インストゥルメント、サンプル・ライブラリ、MIDI 機器をコントロールできます。 UF8 と UF1 の「MIDI CC」レイヤー間で CC コントロールをマッピング、リネーム、カラーリングできます。
  • UF1 ワークフローの強化 : MCU を経由して選択した DAW の自動トラックフォローと FADER SEL チャンネルスクロールの改善により、DAW セッションの全トラックにアクセスしやすくなりました。
  • カスタマイズ可能な UF8 と UF1 の RGB ソフトキーカラー : UF8 の 43個、UF1 の 46個のラバー・ソフトキーのカラーを 12色から選択可能。
  • UF8 & UF1 Cubase/Nuendo MCU アップデート : Cubase/Nuendo のフェーダー・マッピングを +6 と +12 から選択でき、スイート・スポットを維持できます。
  • UF8、UF1、UC1 ハードウェアの強化 : SSL 360° CONTROL SETUP ページから設定できるハードウェアの輝度調整機能により、暗いスタジオ環境でコントローラーの輝度を下げることができます。
  • Bus Compressor 2 : 評価の高い Bus Compressor 2 プラグインにスケーラブルな GUI オプションを追加。
  • 4K B と Channel Strip 2 の強化 :
    – Width Mode (Full, Low, High, with settable frequency)
    – Compressor Auto Make-up on/off with adjustable reference level
    – Analogue VCA Fader modelling on/off (4KB のみ)
    などの高度な設定が追加されました。

不具合の修正 :

  • SSL DAW コントローラーのフェーダータッチセンスに関わるバグの修正
  • その他既知の不具合の修正

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